荻野独園 二行書

ID 00268

(荻野)独園承珠 オギノドクオン

1819-1895

臨済宗 相国寺派管長兼師家

 

雪後始知松柏操 事難方見丈夫心  萬年独園

 

 

雪後始めて知る松柏の操、事難くして方に見る丈夫の心

 

 

 

 

 

 

 

 

本紙寸法 112*51.8

全体寸法 183*64.5

 

絹本・表装  美麗

桐箱

 

*当店で手を加えておりません。

 

税込価格 110,000円

退耕庵。18歳の時に豊後国の帆足万里の下で儒学を学び、 京都に上洛して相国寺の「鬼大拙」こと、大拙承演に14年参じ法を嗣ぐ。越渓守謙が妙心寺山内に僧堂を開単する運びとなり、越渓に代わり相国僧堂師家となる。明治5年には、神仏合同の大教院院長に就任し、禅宗三宗派合同の総管長となる。神道を中心とする国つくりを画策する新政府の動きに、激しく対立し、廃仏政策に激しく抵抗した。衰微した明治初期の仏教界を堅持し、仏教復興に向かわしめた禅傑。

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