大観文殊 達磨図

ID 00218

大観文殊 ダイカンモンジュ

1751-1839

臨済宗 南禅僧堂開単 丹波法常寺 出水玉蔵院

 

達磨図

霜禽欲下先偸眼 粉蝶如知合断魂

七十五翁擔雪圖併題

 

霜禽  下らんと欲して先ず眼を偸む 粉蝶 し知らばまさに魂を断つべし

*出典: 林逋 「山園小梅」

林逋(りんぽ 967~1028)、北宋初期の代表的な隠逸詩人。一生仕官せず、杭州西湖のほとりの孤山に隠居し、詩と書画を愛した。20年間町に足を踏みいれることがなかったという。

 

 

 

本紙寸法 95*29.5

全体寸法 166*46

 

本紙・紙表装 ウブまま

桐箱

*当店で手を加えておりません。

 

税込価格 110,000円

擔雪軒と号す。美濃の人。9歳、福井の東光寺で得度出家。三島の龍沢寺に掛搭。19歳、尾張妙興寺で大悟、東嶺に印可されたが、さらに悟後の修行を積み、了畢したのは28歳であった。32歳、丹波法常寺に住す。55歳、南禅寺僧堂に移り開単、復興に尽力。晩年、洛中の玉蔵院に移ったが、再び南禅寺僧堂に帰り、天保13年示寂。世寿77。