見性宗般 賛 杉谷雪樵 画 天台四睡図

ID 00398

見性宗般 賛 ケンショウソウハン

1848-1922

臨済宗 大徳寺派管長 圓福僧堂師家 熊本見性寺

 

杉谷雪樵 画 スギタニセッショウ

1827-1895

日本画家 熊本藩御用絵師

 

天台四睡図 合作

凡聖同居 龍蛇混雑

紫野松雲叟題

 

************************************************

本紙寸法 84.5*31

全紙寸法 183*34.5

 

紙本・表具 美麗

*当店で手を加えておりません。

 

税込価格 77,000円

松雲室。金沢の高巌寺の天恭周弁のもとで剃髪した後、南禅寺にて蓬洲禅苗と巨梁梵慧に参じる。さらに圓福寺の伽山全楞や鄧州全忠(南天棒)に歴参し、両師の印可を受ける。はじめ見性寺に住し、明治32年(1899)、圓福僧堂の師家に招請され、さらに同41年(1908)には大徳寺派管長に就任。師は衣服などの風采にこだわらない性格であったと言われ。当時から「今一休」または「今西行」とも称される。

 

杉谷雪樵  1827-1895

雪舟の流れを汲む雲谷派支流で、熊本藩の御用を務める矢野派に属する、熊本藩最後の御用絵師。晩年は上京して日本美術協会などで活躍、熊本における近代日本画家の先駆と評される。