西山禾山 三行書

ID 00391

(西山)禾山玄皷 ニシヤマカサン

1837-1917

臨済宗 八幡浜大法寺  妙心僧堂師家

 

春山望極幾千重

獨凭危欄誰與同

夜静子規知我意

一聲聲在翠微中

(法演禅師語録)

 

顧庵主書

 

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本紙寸法 138*43.5

全体寸法 172*55.5

 

本紙・表装 美麗

*当店で手を加えておりません。

 

税込価格 99,000円

不顧庵、退休庵。13歳、伊予の大法寺瓊谷について出家。宇和島大隆寺の晦巌、韜谷に参じ、さらに久留米梅林寺羅山の室に入るも、その示寂に遭い、伊深正眼寺の雪潭紹璞に参ず。明治元年、越渓妙心僧堂を開単するやその会下に投ず。明治6年、越渓の印可を得て大法寺に帰住す。明治14年、火災に遭い、自らも火傷を負う。堂宇復興後高足蘭渓に寺職を譲り、退休軒を営み求道の士を集めて獅子林と号す。再三東京に出て谷中の全生庵に道友会を興し僧俗を応化す。大正6年示寂。世寿81。