澤木興道 良寛和尚のうた

ID  00207

(澤木)祖門興道 サワキコウドウ

1880-1965

曹洞宗 京都 安泰寺 大慈寺 僧堂講師 駒沢大学名誉教授

 

 

鮎は瀬につ久(く) 鳥は木に登満(とま)る 人はなさけの下にすむ 

良寛和尚のうた  沙門興道叟寫 

 

*良寛和尚のうたと揮毫されておりますが、出典は江戸時代の歌謡集「山家鳥虫歌」です。

 

 

本紙寸法 32*43

全紙寸法 110*56.5

紙本・表具   修復・仕立て直し済み 極美麗 

 

税込価格 132,000円

錯々道人。三重県の人。4歳で母を亡くし、7歳で父を亡くし、ちょうちん屋沢木文吉の養子となる。壮絶な幼少期を経て、明治30年、天草宗心寺の沢田興法につき得度。法隆寺の佐伯定胤について法相唯識を学ぶ。熊本の大慈寺僧堂講師となり参禅を指導。以後「移動叢林」とも呼ばれたように、各地で参禅指導に努めた。駒沢大学教授および総持寺後堂職に就任。京都安泰寺に退く。通称「宿なし興道」と称され、生涯寺を持たず、参禅と教化に勤め、昭和40年示寂。世寿86。近世曹洞宗を代表する禅僧の一人。

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