山本玄峰 白雲抱幽石

ID 00350

(山本)玄峰宜詮 ヤマモトゲンポウ

1866-1961

臨済宗

龍澤僧堂師家 瑞泉僧堂師家 妙心寺派管長

 

白雲抱幽石  般若

 

白雲幽石を抱く

 

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本紙寸法 130*34

全体寸法 197*46

 

本紙・表装 極美麗

 

税込価格 88,000円

般若窟。和歌山県湯の峰で生まれるが、乳児で捨てられ、岡本善蔵に拾われる。19歳にして悪質な眼疾にかかり失明寸前になる。平癒を祈念して四国八十八カ所巡礼を思い立ち、裸足にて巡礼する、7回目の巡礼の時、行き倒れの身を雪溪寺太玄に救われる。明治23年出家得度して、祥福寺をはじめ数々の道場に歴参、遂に八幡円福寺の見性宗般の印記を得る。50歳、三島の龍澤寺に晋山す。後に原の松陰寺、飯田の正受庵などを修復し、犬山の瑞泉寺の禅堂開単に尽力す。昭和11年、満州国新京の妙心寺別院を開創、禅堂を開単し、大いに禅風を挙揚す。同22年、妙心寺派管長に就任。退山後は龍澤寺に閑栖して内外の接化に専念。昭和36年示寂。世寿96歳。