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飯田欓隠 欲窮千里目~
ID 00150
(飯田)大顕欓隠 イイダトウイン
1863-1937
曹洞宗 少林窟道場開単
欲窮千里目 更上一層楼 六十四叟 無聖
千里の目を窮めんと欲し、更に上る一層の楼
本紙寸法 136*31
全紙寸法 202*45.5
本紙・表具 美麗
桐箱
※当店で手を加えておりません。
税込価格 77,000円
無聖と号す。山口県で生まれ、19歳で上京し東京帝国大学医科大学(現在の東大医学部)に学ぶ。24歳の時、コレラ患者が次々に死ぬのを看取り、無常を感じて発心、臨済宗三原の仏通寺の香川寛量のもとに参禅し大悟。医師でありながら禅を志した道心篤い禅者であったため、求法の念やみがたく西宮海清寺の南天棒を訪ね、参禅し、印可を受ける。60歳の時に、曹洞宗小浜の発心寺の原田祖岳のもとで出家。秩父の東陽寺の住職となり、後に高槻に少林窟道場を開く。曹洞、臨済にとらわれぬ自在で天衣無縫の境涯、熱誠をもって宗派の区別なく多くの人を教化し、菩提心を持ち続けた。世寿75。
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