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釈宗演 寂室元光禅師偈頌
ID 00141
(釈)洪嶽宗演 シャクソウエン
1860-1919
臨済宗 円覚寺派管長
金蔵山壁書(寂室元光禅師偈頌)
風撹飛泉送冷声 前峰月上竹窓明 老來殊覚山中好 死在巌根骨也清
鹿樵洪岳書
風 飛泉を撹(か)いて 冷声を送る 前峰に月上って 竹窓明らかなり 老來殊に覚ゆ 山中の好きことを 死して巌根に在らば 骨也た清し
本紙寸法 137*50
全体寸法 200*54
紙本 概ね良好
表具 上下少々シミ
*当店で手を加えておりません
税込価格 99,000円
若狭の人。号は洪嶽、楞伽窟、不可往。京都妙心寺の越渓の下で得度し、のちに鎌倉円覚寺で今北洪川につき、法を嗣ぐ。慶応義塾を卒業、セイロンに留学し,1892年、円覚寺派管長に就任。1893年、シカゴ万国宗教会議に出席し,禅について講演した。この講演は鈴木大拙によって英訳され,禅が欧米に紹介される端緒となった。1914年、臨済宗大学長(後の花園大学)に再び円覚寺派管長に就任。1919年、遷化。世寿61才。夏目漱石の参禅の師としても有名。明治、大正期の臨済禅を代表する禅僧。
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