池上湘山 二行書
ID 00139
(池上)湘山慧澄 イケガミショウザン
1856-1928
臨済宗 妙心僧堂師家 二尊寺
禮非玉帛不表楽非鐘鼓而不傳(論語 陽貨)
花園湘山書
*箱書き極め
(加藤)隆芳全昭 瑞巌五雲
*玉帛(ぎょくはく)-儀礼に使う器具。玉と絹織物。中国古代、諸侯が天子に拝謁したり、互いに訪問したりするときに贈り物として用いたもの。
本紙寸法 126*41
全体寸法 206*54
紙本 極美麗
表具 上部右にシミ
*当店で手を加えておりません。
税込価格 110,000円
柏蔭室。11歳、瀬高町の二尊寺に出家。22歳、妙心僧堂に掛搭。はじめ越渓に参じ、次いで虎関の鉗鎚を受け、朝参暮参十余年、印可を受けた。後に、二尊寺に帰住し、悟後長養の功を積む。明治36年、虎関が遷化し、推されて師家の席を継ぐ。在職20年。久松真一も西田幾多郎の薦めにより、師に参禅する。独眼乱歯、容貌醜怪であったが、その道力と慈愛は接する僧俗を魅了した。世寿73。