山岡鉄舟 糸瓜図

ID 00219

山岡鉄舟 ヤマオカテッシュウ

1836-1888

明治の偉人 禅剣書の大家 幕末三舟

糸瓜図

世の中遠 なんの遍ちまと おもへとも 不らりと志天ハ くらされもせ須 鉄舟高歩書

 

世の中を なんのへちまと 思へども ぶらりとしては 暮されもせず

 

本紙寸法 102*30

全体寸法 176*42

 

紙本 洗い済み 極美麗

表具 仕立て替え済み 極美麗  

桐箱

 

税込価格 132,000円

幼少より剣法を学ぶ。千葉周作に剣、山岡静山に槍を学ぶ。禅は長徳寺の願翁、龍澤寺の星定、相国寺の独園、円覚寺の洪川、天龍寺の滴水に参ず。慶喜公の命を受け、西郷隆盛と会見、江戸城無血開城に尽力。45歳、無刀流を開く。同時に天龍寺の滴水から印可を受ける。幕末・明治維新の際、国事に殉じた人々の菩提を弔うために谷中に全生庵を創建する。白隠禅師国師号宣下にも尽力。明治21年、皇居の方に向かって座禅のまま往生す。西郷隆盛をして「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない」と言わしめた。