誠拙周樗 君子不居其華

ID 00399

誠拙周樗 セイセツシュウチョ

1746-1820

臨済宗 鎌倉円覚寺  広園寺僧堂開単 相国寺僧堂開単

 

君子不居其華  誠拙書

 

君子はその華に居らず

 

立派な徳の有る人は、物事の実を大事にして見栄えのよい花を選んだりはしない。

実際を大切にし、華やかなものに居座らない

(老子 道経)

 

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本紙寸法 100*26.5

全紙寸法 188*29

 

紙本 少々アレ

表具 美麗

*当店で手を加えておりません。

 

税込価格 220,000円

無用道人、不顧庵。海岸寺の東嶽、龍山の荊林、岡山宝福寺の大休慧昉禅に歴参。最後に永田東輝庵(宝林寺)の月船禅慧に参じ印可を受ける。後、鎌倉円覚寺からの招請により円覚寺僧堂師家に就任。以後、28年師家を務める。金井玉泉寺に退隠するが、京都諸五山からのしきりの招請により、南禅寺、相国寺、天龍寺で大衆を接化。相国寺山内に僧堂が建立され師家に就任する所であったが、京都着後すぐに病を得て、僧堂開の直後に遷化。世寿76。大正天皇から大用国師の諡号を受ける。書画に巧みで、詩偈に長じ、多くの文化人と交流し、数々の逸話を残す。江戸末期の鎌倉臨済禅を代表する傑僧。